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SE転職先の選び方|常駐やめて残業減&年収アップした方法

中小企業診断士が生かせるSE業務

中小企業診断士は、経営コンサルタントとしては唯一の国家資格で、幅広い経営知識を体系的に習得できる「経営知識を学びたい」と考えているSEにも人気の資格です。SE職が中小企業診断士の資格を取得して目指すのは、ITコンサルタント職でしょう。

中小企業診断士は、SEにこそ取得してほしい資格であり、活躍の世界が広がるスキルです。プロジェクトマネージャやITコンサルタントには、技術的な知識だけでは不十分で、顧客企業の問題点・経営課題を解決するために、顧客ニーズを理解し把握するためにも、体系的な経営の知識は必要となります。

要望だけを反映するのではなく、レベルの高いシステム提案をするには、顧客の本当に解決すべき課題を発掘する必要があり、それを要件定義に落とし込んでいくスキルが重要です。

中小企業診断士の資格では、経営に関する全般的な知識を広く学習していくので、キャリアアップを目指すSEにとっては、非常に有用な資格で、転職の際に有利に働くことは間違いありません。

中小企業診断士の取得難易度

社会人に人気の高い「中小企業診断士」の資格ですが、勉強して資格取得しただけで優秀な経営コンサルタントになれるわけではありません。そもそも、机上の学習だけでは受験を突破することは困難です。

ここ数年は受験者数は増加傾向ですし、1次試験は7科目、合格基準は「総点数の60%であって、且つ1科目でも満点の40%未満のないこと」です。更に2次試験は壁が厚く、突破できる人はかなり少なくなり、総合的な合格率は5%以下とも言われています。

人気の高い中小企業診断士ですが、容易に取得できる資格ではなく、非常にレベルの高い国家資格のひとつです。

合格率の低い難易度の高い試験ですし、中小企業診断士は5年ごとに登録の更新を行わう必要もあります。登録更新には、有効期間内に「新たな知識の補充」と「実務能力の維持」の両方の要件を満たさなければならず、資格さえ取れば安泰というものでもなく、常に最新知識の吸収とブラッシュアップが必須です。

中小企業診断士の資格を取得して、ITコンサルタントになった場合の業務とは、SE職の時代とは大きく異なった視点と責任が生じてきます。

SEの業務は「会社が業務をスムーズに行うために、道を整えたり、歩きやすい靴を用意すること」で、顧客の要望に沿って「できました、これでどうでしょう」と示すことです。

ITコンサルタントの場合は、「道を見失って迷っている会社や、明らかに落ち込んでいる会社が立ち直るために、前を向かせて、道を探して地図を作り、あるいは手を引いて背中を押して、歩かせる」ことです。

システムコンサルタント、ITコンサルタント職とは、迷子の企業に対してかなり踏み込んで影響力を与える、企業を導いていくという責任の重い業務となります。資格としての難易度が、格段に高いレベルなのもうなづけるでしょう。

転職を見据えて、在職中に中小企業診断士の資格を取っておきたいと考えるSE職も少なくないようですが、かなり困難な道です。高収入での転職を目指すだけであれば、別の転職方法もあります。

資格取得を目指して学ぶのは悪いことではありませんが、転職先をしっかり選ぶことの方が収入アップには確実な方法です。

年収アップが目的なら資格取得よりも会社選びがポイント

年収をアップさせたいために、ITコンサルタントとして転職したいと考えているなら、資格ありきではなく、まずはコンサルティングファームに転職するという手もあります。経営コンサルタントとしての知識は必要ですが、全てに業界に精通する必要はなく、専門的な業界知識に特化したファームや、業界別の専門コンサルタントを求めているファームもあります。

ITコンサルタントに必要なのは「開発と上流を両方とも経験していること」であり、大手で上流しか経験が無く開発はまったくできないタイプよりも、二次請けの企業で実装を経験して、更に設計や要件定義にも携わった経験を持つ人をコンサルティングファームは重要視します。

あるいは、「火を噴いたような案件で、修羅場をくぐり抜けた人」というのも、貴重な人材として評価されることもあります。

二次請け、三次請けのような下流の開発にしか携わっていないような場合は、中小企業診断士の資格取得よりも、まずは少しでも上流の業務に関われるようにステップアップ転職をすることが必要です。勉強だけで知識を得ても、実際に上流を経験してなけれ分からないことも多々あるので、まずは上流に上がっていくための会社選びがポイントになります。中長期的なキャリアプランを見据えて、転職先企業を選定してみることが良いでしょう。

まずは、キャリアコンサルタントに自分の転職市場での人材価値をチェックして貰いましょう。今現在の能力でも年収アップできる企業もあるでしょうし、ステップアップするために必要なスキル、今後習得すべき技術や資格などもじっくり相談することをおすすめします。

経営視点を見つけることは大切ですし、学ぶことも将来の役に立つので良いことですが、転職の目的を明確にすることが大切です。資格取得のために通信教育の申し込みをするよりも、転職エージェントに登録してみることが年収アップの近道です。

SEが転職に失敗する理由

SEから異業種に転職するなら社内SE、IT業界で転職するなら自社開発エンジニアが鉄板です。

しかし会社選びに失敗すると、社内SEは単なる事務職扱いだったり、自社開発エンジニアは外注管理ばかりでスキルが身に着かず、市場価値の低い人材になってしまうことも。

個人では知り得ない会社の内情を知る転職エージェントから転職先の情報を引き出し、転職先をしっかりと見極めるのがSE転職成功のポイントです。


異業種転職に役立つエージェント

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